フラッシュセールの頃のお祭り騒ぎも楽しかったけど、今の形態になってからも色んなゲームを知る機会が増えて楽しいですね。今回買ったのはディスカバリーキューで見るまで名前も知らなかったゲームなんですが、これがまたすごい良かったのでご紹介するよ!
Last Day of June
事故で嫁を亡くした主人公が運命を変えるため彼女の最期の日を何度もやり直すお話。6月30日の話かと思ってたら嫁の名前がJuneだったわ。劇中は秋真っ盛りだったわ。
過去を何度もやり直すゲームではありますが、同じシーンは適度にカットしてくれるのでイライラすることはなかったです。強いて言えば好きなタイミングでアトリエに戻れたら良かったかなぁと思うけど、周回や効率プレイするようなゲームではないので別にいいか。
ストーリー面では終盤の嫁の生への渇望が悪霊染みてて、事情があるにしろ何だか違和感がありました。この作品世界だったらベタな死者(過去に囚われるのは止めて現実を受け入れて前を見て云々とかいう系のやつ)で良かったんじゃなかろうか。主人公が絵描きの方が収まり良かったんじゃなかろうか。決着の付け方も何か納得いかない。
というわけで終盤はもやもやしましたが、徐々に明らかになるご近所さんの事情に妄想を膨らませたり、主人公と一緒になって「なんでダメなんだ!」って憤ったりしながら楽しく遊べました。このゲームのキャラクターには台詞も表情も無いんですが、それにもかかわらず共感できたり意を汲んだりできるのが本当にすごいなぁって思いました。
そして何より映像がすっごくきれい!動かせる絵本って感じです。この世界の中を歩き回れるだけで幸せ。買い。
The Red Strings Club
バーテンダーと相棒のクラッカーがディストピア化を目論む悪しき企業に立ち向かうお話…と思ったけどそう簡単に片付けちゃダメそうなお話。
おしゃべりをして色々情報を引き出すゲームなので日本語の出来が心配な人もいるかもしれないけど、その辺は全く問題ないです。翻訳してくれた方にまじ感謝です。
義体化や電脳化が一般的な近未来都市を無機質な粗いドット絵で描いているにもかかわらず、登場人物たちは情感豊かで夢中になって話を聞いて色々考えさせられてしまいます。考えた末に言い包められてしまいます。ぐうの音も出ないです。
選択肢が多くてそれによって導かれる結果も変わるんですが、任意のタイミングでセーブできない&セーブはいっこだけなので安易にやり直しできないってとこがツラいです。けどこれもゲームのコンセプトと合ってる気がする。赤い糸の不可逆性とか因果性とかそんな感じ。彼がああなる事はいつから決まってたんだろうなぁ…。しょうがないから3周目してきます。買い。
やりたいゲームが増えて嬉しいけど時間が足りなくて困るー。ロマサガ3リマスターも2019年初頭でしたよね確か。ロマサガRSやりながら待ってます。とはいえ既にログボもらうだけのゲームと化してるので全然お勧めはしないけど、アスラ出て「先生ー!」って思ったら「道場主ではない!」って書いてたり、ジェラール出て「お、パジャマやん」って思ったら「寝間着じゃない!」って書いてたりしたのが面白かったです。こういうユーザー間のネタを公式が拾ってるの見ると「作ってる人もこのゲーム好きなんやろなぁ」って嬉しくなります。ドラクエライバルズのキーファの効果もめっちゃ笑った。
そういうわけなんで失踪はまだまだ長引きそうです。
それではまた。
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