2019/06/14

歩いてるけど眼は閉じたまま

Sims4が楽しくて仕方ないのでうちの家族を紹介するぜ。


こちらが自キャラのワタナベ・ルーシーちゃん。キャラクリ時(高校生)の容姿は貧乳寸胴むちむちの二の腕と足って好きなものをぶち込んだ感じ。あとラグランT!貧乳ラグラン大好きです!

地元のダサいダイナーでウェイトレスをしながらギタリストを目指してるって設定だったんだけど、ゲーム内にギタリストって職業がなかったため結局料理人を経てバーテンダーに。

ギャルバン組んでたんだけどボーカルとベースが男取り合って殴り合いの末解散したことにしよう。その男もバンドマンで上京予定だったんだけど結局地元の女と出来婚して嫁の実家継いでるよきっと。

それにしても絵に描いたようなコテコテのパンクスですね。間違いなく財布はヴィヴィアンだし煙草はソフトケースのやつだわ。ラモーンズよりピストルズ派だわ。


旦那のトラヴィス君は元NPCでオタクのエンジニア。金髪に黒眉っていうイケメンとは程遠いマヌケな容貌だけどそれが逆に好感持てました。

ルーシーが引っ越してきた際にお祝いに来てくれたのをきっかけに仲良くなって交際に発展。ルーシー宅で同棲を始めるも、お互い仕事に追われ食事も寝起きもバラバラで「これじゃ一緒に住んでる意味ないよね…」ってことでフリーランスに転向。元々少なかった稼ぎが更に減ってほぼヒモと化す。にもかかわらず何を血迷ったかプロポーズ。お前の給料の三か月分なんてせいぜい1000やぞ。ルーシーは一晩でその倍は稼ぐぞ。というわけでルーシーがギタリストの夢を諦めたのはトラヴィスとの生活のためっていう設定になりました。

結婚後ほどなく第一子を出産。男の子で名前はイーサン。母親からひらめきブーストとクリエイター気質を受け継いでもらいました。ルーシーは夢より家庭をとったけど(とはいえ現状に不満はないけど)、この子はその特性を活かせる職に就いてほしいです。

トラヴィスはルーシーよりだいぶ年上だったみたいでイーサンが生まれると一気に老け込んでしまいましたが、老体に鞭打ってすぐさま二人目の作成に取り掛かっていただきました。

妹のリリィは父親譲りの金髪。ソファで居眠りしてる姿が完全に天使。何これ大丈夫?下界の不浄な空気で生きていけるの?急に白い翼生えて「やっぱ帰る」とか言わない?ところで、ルーシーもリリィもサイコロで名前決めたんですが、こうなったら次に生まれてくるワタナベ家の女はジェニー以外あり得ませんね!

一男一女に恵まれてこれ以上もう何もいらないくらい幸せ…かと思いきやシムの生活もそう甘くはないようで、食うのも寝るのも風呂トイレもままならない日々が続きます。職場にいる時だけが子どもの世話から解放される時間なんですが、仕事は仕事で心身擦り減らしてるので家に帰る頃にはストレス満載です。「我が子の寝顔見たら疲れなんて吹き飛ぶよ」なんて絶対嘘だね!そもそもあいつら寝ねぇし!頼むから二人同時に8時間くらい寝てくれ。

こんな調子で毎日ヘトヘトなのにルーシーとトラヴィスはやつれるどころか何故か肥える一方。でもジムやジョギングに行ってる暇はない。ならば自宅で運動ができるようにとフィットネス器具を購入したものの、運動して疲れても休む暇がない。結局ベランダで雨ざらしになるルームランナー。

そして結婚式の時は誰を招待しようか迷うくらいたくさんいた友達も、二人の幼児の世話に明け暮れるうち一人また一人と疎遠になっていきました。

何このゲーム。ゲーム?人生じゃん。再現度たけーなオイ。

セーブデータの名前を「ルーシー妊娠しました」とか「ベランダを模様替え中」とか現状説明にしてるんですが、幼児二人いる頃のセーブデータはただ一言「忙しい」なのが当時の余裕の無さを物語ってますね。

その余裕の無さに追い打ちをかけるような「トラヴィスの命がもうすぐ尽きようとしています」という無情な通知。もうずっと前からシニアだったし、確実にルーシーより先に死ぬって分かってたけど…。イーサンと酒飲むことも、リリィが彼氏連れてきて不機嫌になることもできないのかぁ。そっかぁ。

トラヴィスがもうすぐ死ぬって分かったらゲーム起ち上げるのも躊躇ったりしたけど、残された僅かな時間で何ができるか考えた結果、手作りの家具を遺すことにしました。家族で囲むダイニングテーブルと椅子。トラヴィスの姿はなくても食卓の一員だぜみたいな。なんなら食卓そのものだぜ。あとは子どもらを預けて夫婦で近所の公園にお出掛けしたり。そういえば二人だけで出掛けるとか片手で数えるほどしかしてないですね。

そうこうしているうちにイーサンが幼児から小学生に成長し、トラヴィスはそれを見届けた数日後に自宅で息を引き取りました。実際は死神が来て大騒ぎだったんだけど割愛。しばらくは家族三人悲嘆に暮れる日々でしたがようやく立ち直り普段通りの生活を取り戻したとある夜、子どもらを寝かしつけリビングで一息ついていたルーシーの視界の端に何やら白い影が…。不審に思い追いかけて二階に上がるとそこには陽気にギターをかき鳴らすトラヴィスの幽霊が!!

えええええ!!なにこれ普通に会話できるし世帯に迎え入れられるしエロいことできるんですけどおおおお!!

トラヴィスがもうすぐ死にますって通知でてからずっと落ち込んでたのに、このゲームは故人もわりと普通に生活できるんですね…。知らなかったよ…。

というわけでまた元通りの四人家族になりました。イーサンは高校生、リリィは小学生に成長し、ルーシーも今はガーデニングに勤しむ年金生活者。トラヴィスはゴーストライター(平叙)としてベストセラーを数冊刊行し、死後ようやく一家の経済的支柱になりました。

独身時代はお互い仕事で、結婚してからは育児に忙しくてのんびり過ごす時間なんて全然なかったんですが、ルーシーが退職してからは子どもらが学校行ってる間に庭いじりをしたり釣りに行ったり宇宙に行ったりして気ままに暮らしております。今後もイーサンとリリィの成長を二人で見守っていきたいです。あわよくば孫の顔を…!夫婦二人だけで子育てっていうのがだいぶ無理あるって身に染みて分かったので、ルーシーが健在なうちにどっちか子ども産んでほしいですね。頼んだぞ。

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