まいどどうもです。ファレンガーが行くSKYRIM竜の墓巡り 第110夜にいただいたコメントにお返事をするよ。10か月がかりでようやくたどり着いたフォーレルホスト最奥聖域。いや、初訪問は言葉の壁巡りの頃(2015年8月)なので5年がかり…?ラーゴットも待ちくたびれて激ラーゴットになってそう。
以下コメ返。
乙レンガー!ようやく投稿できたみたいだね
何回やってもアップロードできなくて発狂したよ!今までこんなことなかったのに!これからは朝とか空いてそうな時間を狙って投稿しようと思います。
何か月寝てたんだスーさん
間隔長すぎて、寝てるーー
3か月ぐらい寝てましたね。鎧着たまま。石の床で。かわいそう。
待ってたぞフジラティ
フジラティまた動画をあげてくれてうれしいぞ!
オールドフロルダンの亡霊まだ成仏しとらんのか!
ベアプリーストとか居るのか
動物ごとにそういうのいたらいいなぁとか思いました。鷹の巫女とか!かっこいい!
あ、ポテマ様んとこにもあるやつ
狼の壁がポテマの墓にあったり、鷹の壁が赤鷲のとこにもあったり。割と雑に使い回されています。第109夜の最後のほうでも言ったけど、スカイリム建国以降に作られた動物神のレリーフは宗教的な意味はなくて、単に古来から伝わる伝統的なモチーフぐらいの意味なのかなぁって思ったりしました。
壁画のアップ紹介!嬉しい!
壁画があんなに種類あるの初めて知った
良く見てなかったけど違いがあるのね
自分もゲーム内ではあんまり気に留めてなくて、CKで見てやっとアトモーラのトーテムだって気付きました。「モノの名前を知ると世界の解像度があがる」なんて話がありましたがまさにそんな感じで、どの図案がどの動物か分かるとダンジョン探検もますます楽しいものになりました。いい機会だからどの動物の壁がどこにあっていくつ使われているか一通り調べてみたよ!数が多い順にご紹介します。
竜の壁 (24点, 11か所)
- ヴァーロックの墓 ×6
- フォーレルホスト ×3
- フォルガンスール ×3
- ブリークフォール墓地 ×2
- ブリークフォール墓地(DEMO) ×2
- リーチウォーターロック ×2
- コルバンヤンド ×2
- ラビリンシアン
- 隠匿の炉床墓地
- ユンゴル墓地
- 死者の安息所
さすが竜。堂々の1位です。中でもヴァーロックの墓は物語の間が全部竜の壁!大盤振る舞い!
ユンゴル墓地では道中のパズルで「人」を表すシンボルとして竜の壁の一部が使用されています。
ここで「人」の代替として竜の壁を使用していることが「中央に描かれているのは動物神ではなく人間(司祭など)なのでは?」という妄想の根拠になっています。過去記事(墓34,35)も見てみてね。ユンゴル墓地といえばレリーフが一つもない物語の間も印象的でした。
ファレンガーが行くSKYRIM竜の墓巡り 第三十五夜では「海にいる鯨、空にいる鷲こそが崇敬の対象であると考え聖像を作らなかったのかもしれませんね」とお話ししましたが、スクルダフンに竜の壁が一つもないのもそういう理由なのかな?偶像じゃなくて実物を崇めろみたいな?ただ、ユンゴル墓地の物語の間についてはこんな素敵なコメントをいただいております。
この後、海の亡霊のせいで、あらゆる生物があるべき姿に戻れなかったってあったから、それを表現するためとか?(2017/08/01)
ああああこれいい…!めっちゃいい…!私が思いついたことにしていい?
“そして地面にいる生物も
空にいる生物も海にいる生物も
あるべき姿に
戻れなかった”
『ユンゴル墓地に関するメモ』より
本来あって然るべきレリーフがないことで物語を伝えてるのすごくない?作った人も思いついた人も天才か?いまめっちゃヤムチャの気分やぞ。
なおブリークフォール墓地(DEMO)っていうのはE3用のやつなんで普通のプレイには関係ないです。数がズレるんで仕方なく表記してますが気にしないでください。
鯨の壁 (24点, 9か所)
- イスグラモルの墓 ×9
- 雪帷の聖域 ×4
- リーチウォーターロック ×2
- サールザル ×2
- ハイゲートの遺跡 ×2
- ギルデンホル墓地 ×2
- フォーレルホスト
- スクルダフン
- フォルガンスール
同率1位は鯨。え、なんか意外…。そんな多い印象ないんだけど…。てかイスグラモルの墓にありすぎじゃない?と思って調べてみたら、鯨の壁全体ではなく一部分のみを使用している箇所が多かったです。
あとは全種共通デザインの部分しか見えてなくて鯨の壁である必要がないものだったり、別のオブジェクトに埋まってて全く見えてなかったり。データ上の数と実際プレイした印象に隔たりがあるのはそういうわけだったんですねー。雪帷の聖域にある鯨の壁も半数は見えない場所にありました。ただ、データ上の数とはいえ過半数がウィンターホールドに集中してるのはしっくりくる気がする。鯨の壁が一番アトモーラ感ないですか?
狼の壁 (22点, 12か所)
- イスグラモルの墓 ×4
- フォルガンスール ×3
- ギルデンホル墓地 ×2
- 隠匿の炉床墓地 ×2
- フォーレルホスト ×2
- 死者の安息所 ×2
- ポテマの地下墓地 ×2
- ヴォルキハル城
- スクルダフン
- フロストミヤ墓地
- ゲイルムンドの間
- ダストマンの石塚
ポテマの地下墓地は、喋る壁(MS06PotemaMural:狼の壁と見た目は全く同じだけど別オブジェクト)も合わせると5点になります。喋る壁は使い回しじゃなくて専用モデルにしてほしかったなぁ…。
ヴォルキハル城にある狼の壁は後ろに木の板があててあるので、元々この城の装飾として彫られた物ではなくて何処かから持ってきた物なんじゃないかなって思いました。
アトモーラのトーテムじゃなくてウェアウルフのつもりなのかな?ポテマの喋る壁同様、専用モデル作る手間を省いて既にある物で代用したみたいな。じゃあなんでウェアウルフのレリーフ飾ってんだって言われても困るけど。私が知らないだけでファンタジー作品の定番ネタみたいな何かがあるんだよきっと。あとこの部屋(デキソンさん用の檻がある拷問部屋)、深淵の暁のバナーも飾ってあるんだけどなんでなん?DLCろくにやってないんですよねぇ…。
ダストマンの石塚にあるのもウェアウルフのつもりかな?それか伝統的な狼の図案のつもり?
フロストミヤ墓地はだいぶ前に行ったけどレリーフなんかあったっけ?
そりゃ見覚えないのも当然だ。
蛇の壁 (18点, 11か所)
- ディムホロウ墓地 ×4
- リーチウォーターロック ×3
- レッドウォーターの隠れ家 ×2
- ヴァルスム ×2
- 闇の一党の聖域
- アイアンバインド墓地
- フォーレルホスト
- サールザル
- スクルダフン
- ヴォルンルード
- シュリークウィンド砦
ディムホロウ墓地、レッドウォーターの隠れ家、シュリークウィンド砦と、吸血鬼絡みの場所と親和性が高そうな蛇の壁。描かれている人(?)も何か悪者っぽくてかっこいい。
レッドウォーターの隠れ家にある蛇の壁はふたつともアーケイのバナーが被さってて、何やら意味ありげで興味深いです。
鷹の壁 (16点, 8か所)
- 反逆者の積み石 ×5
- 死者の安息所 ×3
- リーチウォーターロック ×2
- フォルガンスール ×2
- アイアンバインド墓地
- フォーレルホスト
- サールザル
- ハイゲートの遺跡
よく見る気がするなぁと思ったら全部動画で行った場所だった!反逆者の積み石は鷲のつもりだろうしアトモーラのトーテムとは関係なさそうです。赤鷲さん本当に不遇…。
蛾の壁 (14点, 7か所)
- 隠匿の炉床墓地 ×3
- 死者の安息所 ×3
- ブリークフォール墓地 ×2
- ブリークフォール墓地(DEMO) ×2
- コルバンヤンド ×2
- フォーレルホスト
- ハイゲートの遺跡
リアルの蛾は気持ち悪いけどトーテムとして描かれる蛾は綺麗な感じがしますね。『聖蚕の恩恵』によると “聖蚕会は古代から続く高貴な教団である。我々が育み賛美するのは、聖蚕の形をとって現れる、敬愛する祖先の魂である。” とのこと。聖蚕会のルーツはアトモーラの動物信仰だったのかな?
梟の壁 (14点, 9か所)
- ブリークフォール墓地 ×2
- ブリークフォール墓地(DEMO) ×2
- 隠匿の炉床墓地 ×2
- 死者の安息所 ×2
- ヴォルンルード ×2
- フォルガンスール
- ハグズエンド
- スクルダフン
- ハイゲートの遺跡
梟といえばミネルバのイメージですが、アトモーラやスカイリムでも知識や魔術の象徴だったのでしょうか(残念ながら女神じゃなくて爺さんのようですが…)。それならハグズエンドにあるのもしっくりきますね。
熊の壁 (13点, 7か所)
- サールザル ×3
- ブリークフォール墓地 ×2
- ブリークフォール墓地(DEMO) ×2
- 隠匿の炉床墓地 ×2
- 死者の安息所 ×2
- フォーレルホスト
- ハイゲートの遺跡
熊ってもっと猛々しいイメージなのに描かれているのはハゲでヒゲの爺さんっていうの意外だなぁって思ってちょろっとぐぐってみたら、復活と新しい生命の到来(冬眠の習性)、保護(小熊を守る母熊)、知的(二足歩行で雑食なのが人間と似てるから)っていうイメージがあるらしいです。へー。(参照:https://www.symbols.com/symbol/bear)
狐の壁 (3点, 2か所)
- コルバンヤンド ×2
- ハルディールの石塚
なぜか狐の壁だけ極端に少ない。存在を忘れてたんでしょうか…。
以上、動物のレリーフのご紹介でした。ざっと見た感じ、やはり全てのレリーフがアトモーラのトーテムとして使用されているわけではなさそうな気がします。古代ノルドの伝統的意匠としてだったり、(動物信仰関係なく)動物モチーフとしてだったり、単に「人」を表していたり。要はただのリソース節約だろうけど、こんなことであれこれ妄想できるのもSKYRIMならではって感じがします。楽しい!
それではコメ返に戻ります。
「ダーリン…(ねっとりボイス)」
嫌いなだけで別に怖いわけじゃないから!
歴史的遺物に蛍光マーカーを引く
はい、ココ、テストに出ますよ
蛍光マーカー引くの俗っぽくて好きなんですよー。
信徒まで生き返らせてくれるかは疑問だけど
ドラゴンからしたら人間なんてみんな取るに足らない有象無象だろうに、わざわざ信徒だけを選んで報いてくれるとは思えないですよねぇ…。
色んな書籍がつながってるの見るとワクワクしてくるな
ですよね!なんか本当にその世界の中にいるみたいな!
そこまで考えての小物配置の演出がにくい…!
フォーレルホストは日記やメモから得られる情報も豊富なんですが、雑多な小物やら何やらの文字以外から得られる情報もいろいろあってめっちゃ妄想捗りますよね!自分がMOD作るときは諸々の説明を全部日記で済ませてしまいがちなんですが、こういう風にプレイヤー各位で勝手に気付いて勝手に想像してくれみたいなのすごく憧れます。
ナミラ信者のパーティー会場だな!
その発想は無かったわぁ…。
油まかれた床の上に篝火とか怖すぎる
油まみれ
竜教団信徒のメモにはスコルム隊に遺体を燃やされるのを心配してるっぽいこと書いてあるのに、この砦そこらじゅう油まみれなのは一体どういうつもりなんだろう。防災意識低すぎやろ。
最後の良心かなぁ…
「異端者にやられる前に殺してあげるね。綺麗な所に埋めてあげるね。喜んでくれてるといいなぁ;;」って、人の心あるでしょアピールのつもりが逆にますますサイコパス感補強してると思うんですけど…。
脚本の人そこまで考えてるかもね
これほんとそこまで考えて置いてるんだとすれば素敵
ねー!そうだとしたら素敵ですよね!制作者の意図は分かりませんが、少なくとも私は「フロダがラーゴットの命に背き、計画を妨害する目的でスキーヴァーの皮を用いた」と解釈しました。
このテーブルにある三つのポーションのうち二つはランダムの体力減退毒、一つは固定湧きの回復の薬(小)になっています。錬金術師の長なんだからスキルはあるだろうに回復の薬(小)一つだけ。材料が足りなかったのかなぁ…。スキーヴァーの皮もラーゴットの目を盗んで一人で必死にネズミ捕まえて集めたのかなぁ…。そうしてやっと調合した回復薬も、誰の命を救うでもなく何千年も放置されてたんだと思うと遣る瀬無い気持ちになりますね…。
ここのダンジョン置いてある本とかは結構時代滅茶苦茶だけど、エリアの作り込みは凄いな
井戸の先のエリアなのに帝国軍の小手が置いてたのはさすがにカットしました。オーパーツの言い訳考えるのも面倒くさいんだよ!
久しぶりにプレイしたのかなw
それ初プレイで逆にしたわw
久し振りにやると間違えるよなwww
右手が左ボタンっていうの、無意識なら間違わないんですが意識しちゃうとダメですねー!でも久しぶりのプレイだとショトカ忘れてるからどうしても左右意識しちゃう!まともにプレイしたのは4月以来でした。その間はクソデカアルゴニアンの侍女を撮るために一回起動した程度ですね…。せっかくだからブログの方にも残しておくね。
炎の精霊の逆襲
割と長いこと活躍してくれてたのに感謝も慰労もなくスッとドレモラロードに交代したから怒ってたのかもしれません。ごめんよナナちゃん。
ドラプリの中じゃ一番の若造なのにクソつよラーゴットパイセン
あー確かに!最新のドラプリだ!
最奥からわざわざ戻ってきたのかw
寄る年波にも勝てない
最奥聖域の扉が開けばすぐ中庭なのに…って思いながらわざわざ戻って来ました。めっちゃ時間かかった!中年に夜更かしさせんなよな!
以上、2020/08/07までにいただいたコメントへの返信でした。ありがとうございます!
3 件のコメント:
投稿お疲れ様です!いつも楽しみにしています。
反逆者の積み石の赤鷲さんはきっと大人の事情なのでしょうけど、好意的に解釈するならば、フォースウォーンは帝国軍の大攻勢で壊滅寸前まで追い込まれ、物資もねぇ!人手もねぇ!時間もあんまり残ってねぇ!な状態だったと思います。
きっとファオランが死ぬとは思ってなかったでしょうから、墓もあらかじめ用意してなかったと思います。
そこでちょうどよくあったノルドの遺跡を流用し、レリーフも新しく彫ってる余裕もなかったので、そこらへんからそれっぽいのを引っぺがしてきて装飾したのではないでしょうか。
でもって遺体保存は古代ノルドのドラウグルを真似たと。
…うん、いくら余裕なくても宿敵ノルドの遺跡を流用したら赤鷲さんブチ切れ案件ですわ。きっとリソースの節約なのでしょう。
次の投稿も楽しみにしていますが、ウィルスの蔓延と暑い日々が続いていますので、身体にはどうぞお気をつけくださいませ。
いつも楽しみにしてくれてありがとうございます!
大人の事情なのは承知の上で何とかして好意的に解釈したい!っていうのすっごい分かりますー!書籍『赤鷲の伝説』に“彼は準備されていた岩の内側の奥深くに隠された墓へと連れて行かれた。”とあるので、赤鷲のための墓は予め準備されてたっぽいですね…。ただ、リーチメンも元はといえばアトモーラの民だろうし、第一紀1000年代のノルドと比べてもリーチメンの方が原始的な生活をしてそうだし、リーチメンにとっての伝統的な墓地の様式や遺体の処置方法がアトモーラの民や古代ノルドのそれと同様でも不自然ではないのかもしれないですね。レベルが上がるとドラプリになる件は…えーっと…その…
うん、やっぱりリソースの節約なのでしょう。
匿名さんもどうぞくれぐれもご自愛くださいませー。
お気遣いの御言葉、ありがとうございます。
>書籍『赤鷲の伝説』に“彼は準備されていた岩の内側の奥深くに隠された墓へと連れて行かれた。”とあるので
あちゃー、この一節、完全に失念しておりました。
おかしいなぁ、他の視聴者さん達と一緒で、「ファレンガーが行くSKYRIM竜の墓巡り 第七十二夜」を含めて全ファレンガーシリーズは10回以上観てるのですが、記憶力の衰えを感じる今日この頃です。
いや、もしかしたらskyrim恒例の誤訳かも!?と思い、The Elder Scrolls Wikiで調べてみたら、
"He was taken to the place prepared for him, a tomb hidden deep within the rock."
とありました。無念。
ですので、klmさんのリーチの民アトモーラの伝統継承説の方が説得力がありそうです。
TESシリーズの歴史や設定についてレスバ(討論)できてとても楽しかったです。
ありがとうございます♪
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