前回の記事で「アレッシア蜂起を知らないセラーナが風車について言及している。風車を建てたのは上級王アーリン。よってアーリンは1E243年以前の人物」って書きました。(正確には蜂起は242年で革命成就が243年ですね。すみません。)
じゃあこれ上級王アーリンがいつの人か詳しく分かればセラーナが封印されたのはいつ頃かもう少し具体的になるんじゃなかろうか。
というわけで今回はソリチュードの城壁厨、万里と姫路城建てたら非難声明出してきそうな上級王アーリンについてあれこれお話しします。
上級王アーリンについて述べる前に、まずセラーナのことを少し。
前述の風車についての言及とは「ソリチュードの風車の事は本で読んだことがありますけれど、まさかあんなに大きいなんて!」という、ソリチュードに居る時にランダムで発動する台詞のことです。この台詞はクエスト進行度とは関係なく、ソリチュードに居さえすればいつでも聞ける可能性があります。ディムホロウ墓地出た足でソリチュード来ても聞けます。よって、セラーナが風車の事を本で読んだのは封印される前であると考えられます。
また、セラーナがアレッシアを知らないとしたのは彼女の「シロディールに帝国が?」という台詞からです。
その前に「帝国? …どの帝国の事かしら?」という台詞がありますが、オリジナル版は「Empire? What... what empire?」となっています。日本語版では「どの帝国」って言ってますが、whichじゃないってことは「(いくつか心当たりがあるけど)どの帝国?」って意味じゃなくて「帝国?ハァ?」ぐらいの感じじゃないかなって思います。シロディールに帝国があるなんて思いもよらなかったんじゃないかなぁ。
というわけで、セラーナはアレッシアの帝国を見ることなく1E243年までには封印されたんじゃないかなって思った次第でございます。
ソリチュードに風車ができた年代、つまり上級王アーリンが統治していた年代が分かれば、封印されたのはいつ頃か更に絞られそうです。
そこでさっそく上級王アーリンの事を調べようとしたのですが、生憎この人、『世界放浪の書』にしか名前が出てきません。
しかし同書には “(皇帝の塔と風車を繋ぐ橋は)上級王アーリンの時代にでき、有名なジュッテ船長がドール城に入るのに使われたと言われている。2人は親密な間柄だったと信じる者もいる。” とあります。その仲良しの有名人を調べれば必然的にアーリンのことも分かる…と思ったのですが、コイツもこの本以外では触れられていません。無名すぎなんだけどマジ!誰だよコイツを有名って言った奴は!出て来いよ!
仕方ない。初代上級王ハラルドから順番に、少しずつ範囲を狭めていくしかないですね…。
この辺りのことは以前も動画でお話ししたのでその繰り返しになりますが、
第一紀143年、前述のハラルド王がスカイリムを建国
221年、108歳でこの世を去るとその長男Hjalmerが跡を継ぎますがたちまち崩御
弟Vrageが戴冠します
(言葉の壁巡り第三十六夜より)
ということで三代目上級王までは判明しております。アーリンは222年に即位したVrage王より更に後の代の上級王ってことです。つまりセラーナが封印されたのも広めに見積もって222年~243年の間ってことです。だいぶ絞られてきた!Vrage王が退位したのがいつか分かれば更に絞れるよ!やったね!
と喜んだのも束の間。このVrage、恐らく243年までに退位しないと思うんですよ…。というのも、Vrageこそが征服時代の口火を切った張本人だからです。
次はこのKing Vrage the Gifted、天賦のVrage王のことをあれこれお話しします。
アーリンの話ほとんど無かった!
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