2016/10/30

特命リサーチ20X (4/4)

これまでの調べで、1E243年までにアーリンが即位する可能性はほぼ無いであろうことが判明しました。そうなるとセラーナの「ソリチュードの風車は知ってるけどアレッシアの帝国は知らない」という発言に矛盾が生じます。
「風車のことはドバキンと一緒にソリチュードに向かって歩いてる途中(またはファストトラベル中)に本で読んだ」だとあんまりなので、なんとか矛盾のないようにしたいのですが…。

というわけでまず思い当たるのが、セラーナは第二紀の大空位時代(2E430年~2E896年?)しか知らないからシロディールに皇帝がいるところなんか見たことないんじゃないか?ってことです。しかしこれはセラーナの台詞からしてなんか微妙な感じです。
そもそもシロディールに帝国があったことは周知の事実であり、『帝国へのポケットガイド 第三版』では第二紀の皇帝不在の帝都を

“かつてタムリエルを支配した栄光の日々は色褪せ、帝都は数世紀もの間、皇帝を自称する無数の輩がその座を懸けて争う戦利品と成り果てた。”

と表しています。空いた皇帝の座を巡り絶えず争いが起こっている時代を生きた人が「帝国? …どの帝国の事かしら? シロディールに帝国が?わたしは思っていた以上に長い間いなくなっていたようですわね。当初の目論見よりは確実に」って言うのはかなり不自然に思えます。

大体このDLC、スノーエルフの生き残りが出てくるんだからセラーナも第一紀の人で揃えたいところ。しかしそうすると風車の件が残念なことに…。

そこで捻り出した結論が、「アーリンは上級王として即位する前、首長だった時代に風車を建てた」とする説です。これならVrage王の治世に風車があっても大丈夫だしアレッシアの帝国が興る前にセラーナが封印されても大丈夫!やったね!

ただ、封印されたおおまかな年代が分かった(と思う)だけで、いつから生きてるのかは相変わらず不明ですね。吸血鬼になって程なくして封印されたのか、長いこと娑婆にいたのかが分かる台詞でも見つかるといいのですが…。


さいごのまとめ。

  • 征服時代超面白そうだからウォーヒン・ジャースかカルロヴァック・タウンウェイか誰かTES次回作で本書いてお願い。




記事中で引用した書籍はTES5:SKYRIMのもの以外はUESPwikiを参照しています。
そもそも自説に都合のいい資料しか集めないうえにざっくりした要約と希望的観測に満ちた意訳が多分に含まれておりますのであまり真に受けないようにお願い申し上げます。

以下参照元リンク(全て2016年10月30日閲覧)


私信:キャモラン朝はヴァレンウッドっていうのはちゃんと調べたわけじゃないですごめんなさい。いらん口を挟んだ無粋をお許しください。


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